2019-01-01から1年間の記事一覧

「多様性」や「ダイバーシティ」はすぐそこにある現実

「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」を読み終えた翌朝、偶然なのか、ちゃんと目に留まるようになったのか、新聞の切り抜きがぽろっと出てきました。朝日新聞折々のことば2019.11.17『「多様性」や「ダイバーシティ」はこれから目指すべき目標な…

「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」を読んで

英国で生活する著者が中学生になった息子の日常を綴った内容。「多様性は、うんざりするほど大変だし、めんどくさいけど、無知をへらすからいいことなんだと母ちゃんは思う」という母ちゃんの言葉や「僕は、人間は人をいじめるのが好きなんじゃないと思う。‥…

伊波敏男さんへのインタビューがアップされました

山岡淳一郎さんのFacebookで、伊波敏男さんへのインタビューNo.3がアップされました。クリオン虹の会のHPでも見ることが出来ます。 ハンセン病を生きるNo.1 米軍政下の沖縄から決死の脱出 ハンセン病を生きるNo.2 カミングアウトの苦闘 ハンセン病を生きるNo…

12月13日信濃毎日新聞建設標に「愚弄発言やめてもらいたい」の投稿が載りました

島田さんの投稿を読んで、自分が学級担任であったら、今回の事件を「道徳」の教材とし、人としてずるい行いとは何か、障がい者は差別されても仕方ないという社会の空気について、実は仕方がないという気持ちが自分の中にもあることについて話していただろう…

全国大会で『あけぼの』をたくさん買っていただきました

『あけぼの』小学校低学年、中学年、高学年用各10冊、中学生用20冊、中学生用指導の手引5冊を三重大会に持っていきロビーで販売しました。ビデオ教材を何本も買って下さった方へ高学年用を2冊サービスしましたが、それ以外は全て完売でした。「この教材を…

11月30日~12月30日三重県津市で第71回全国人権・同和教育研究大会開催

全国から約1万人が参加。<人権確立をめざすまちづくり>の分科会では、木島平村教育委員会人権推進室の山屋秀夫さんが「木島平村雪ん子人権子ども会の取り組みから~村内小中学校の全児童・生徒が会員~」と題して実践発表をしました。多くの解放子ども会が…

11月20日伊波敏男さんの最後の講演会に湯谷小保護者も参加

伊波敏男さんの長野での最後の講演会を千曲市男女共同参画推進連絡協議会が企画してくださいました。 伊波さんは、2001年に長野市立湯谷小学校を訪れ5年生の子どもたちと交流学習をしてくだいました。2003年黒川温泉での宿泊拒否事件が起きたときには、中学…

寅さんと東京・南葛飾高等学校

11月19日朝日新聞「寅さんをさがして」には、第26作「寅次郎かもめ歌」(マドンナは伊藤蘭)の撮影が都立南葛飾高校定時制で行われたことが紹介されていました。先生役の松村達夫さんが「便所掃除」の詩を朗読する場面が有名な映画です。 東京都同和教育研究…

被災した学校の校長先生の言葉

長野市立長沼小学校北澤校長先生「たくさんの悲しみと我慢を心に抱え、どう表に出していいか分からない子どももいる」(11月6日信濃毎日新聞) 宇和島市立吉田中学校西村元校長先生「傷ついた生徒の気持ちを未来を生きる力に変えることが必要。」(11月18日…

伊波敏男さんの長野県での最後の講演会

伊波敏男さんの最後の講演会は千曲市で開催されます。 日時:11月20日(水)10:00~11:30 会場:千曲市役所(新庁舎)3階 301号室 平日ですが、ご都合のつく方は直接会場へ。

ハンセン病問題 できるところから

徳田靖之弁護士が、NHKハートネットTVで次のことを話されていました。(特に印象に残った話の要約です) 正しい知識を普及する、ハンセン病は恐ろしい病気ではないということをいくら繰り返しても、差別はなくならない。ハンセン病の元患者や家族は差別…

ハンセン病問題 できる事から

石川県同和教育研究協議会から「県同教だより」を送っていただいています。内容の深さに毎回刺激を受けています。No.297号には、草津にある栗生楽泉園を訪れた小学校の先生の記事がありました。映画「もののけ姫」について「主人公のアシタカの運命は、ハン…

11月3日 長野市内で森田ゆりさんの講演会

月刊誌『部落解放』11月号に掲載された「目黒虐待死事件・母親に対する異例に重い判決の意味」という森田ゆりさんの文章を少し前に読んでいましたが、週刊長野に森田ゆりさんの講演会があるという記事があったので参加しました。CAPながのの企画です。演…

11月2日 教育研究者大田堯さんの活動の記録映画の上映会

大田堯(たかし)さんのドキュメンタリー映画「かすかな光へ」の上映会が県高教組会館でありました。「長野の子ども白書」の小林さんたちの企画です。「不良青年」と言われた村の青年たちとの綴り方を取り入れた共同学習は、同和教育の取組と同じです。「『…

11月1日 信更中学校で講演をしました

いじめ・差別防止について中学生に話をしました。「宇宙人が来た」「フォトランゲージ」「青い紙と黄色い紙」等のワークショップを行いながら、自分の人権感覚を見直す体験をしてもらいました。生徒だけでなく、保護者、地域の方も参加していただきました。…

「福田村事件の真相」(千葉福田村事件真相調査会)を読んで

同推協の事務局は来年度末に移転するため、事務所内の書類等の片づけを進めていますが、事務局員の韮澤さんが「福田村事件の真相」(2001年初版)の冊子を見つけました。1923年9月3日千葉県東葛飾郡福田村(現在野田市)で幼児・妊婦を含む9名が自警…

1月19日(土)第23回全人教東日本ブロック実践交流会を長野で開催

「差別の現実に深く学び、生活を高め、未来を保障する教育の確立」を求め、教育実践を持ち寄る会です。事務局としては、交流会を中止して被災地の支援をしたいという思いもありましたが、両方やろうと決めました。交通状況が十分でない中で、参加者の皆さん…

長野市赤沼へお手伝い(10月17日)

長野市赤沼の元同僚宅へ伺い、土砂撤去の手伝いをさせてもらいました。一階の半分ぐらいまで水がついた跡がありました。半渇きの泥は重いです。 赤沼は、リンゴの名産地です。蜜が入ったおいしいリンゴです。ちょうど収穫前の時期でした。 被災された方々の…

長野市内でボランティア作業を希望する場合は?

長野市社会福祉協議会では、台風19号の被害に伴う災害ボランティアの受付を10月16日(水)から開始しています。以下は長野市ボランティアセンターでいただいた資料からです。(ボランティア保険の加入もそこでできるそうです。) 受付場所:長野市南部…

10月19日(土)東日本ブロック実践交流会実施します

今週末19日に予定されていた東日本ブロック実践交流会ですが、実施します。ただし、交通状況が十分ではありませんので、安全第一で決して無理をされないようにお願いします。

千曲川の堤防決壊について

朝から救助のヘリコプターが何機も上空を飛んでいます。遠くで救急車の音が何度も聞こえます。私の自宅や事務所は堤防が決壊した地域から少し離れているため、被害はありませんでしたが、下水道処理施設が動いていないという広報があり、せめてお風呂や洗濯…

「クリオン虹の基金」(通称:伊波基金)総会に出席しました(10月12日)

伊波敏男さんは、2003年、ハンセン病国賠訴訟の賠償金をもとに、地域医療を志すアジアの若者を育てる奨学金制度を設立しました。現在、「クリオン虹の基金」として地域医療を志してフィリピン国立大学医学部レィテ分校に在学する学生に対して奨学金を付与す…

ルダシングワ(吉田)真美さんの本が出ました 『義足と歩む ルワンダに生きる日本人義肢装具士』

ルワンダで義肢を作り続けているルダシングワ(吉田)真美さんと久しぶりにメールで連絡をとることができました。私がこの3月まで在職していた長野市立三本柳小学校の子どもたちと毎年交流学習をしている方です。真美さんのことは、光村図書の中学道徳(3…

部落解放・人権政策確立要求長野県実行委員会2019年度総会に参加しました(10月10日)

開会の挨拶をさせてもらいました。 「 長野県同和教育推進協議会事務局長の清水稔です。この3月まで教員でした。学校現場で同和教育をしっかりやっていた時代に、教員の不祥事ということはあまり聞きませんでした。同和教育によって教師自身が自らの生き方を…

10月19日全人教東日本ブロック実践交流会を開催します

今年の東日本実践交流会は長野で開催。県外の人権・同和教育の地道な取組に学ぶことが出来ます。当日参加も歓迎です。 〇日時:10月19日(土)10:00~15:00 〇会場:長野市中央隣保館 〇 第一分散会(1階 集会室) 東京からの報告:「小児がんの子どもたち…

9月30日第43回長野県同和教育研究大会開催

長野県総合教育センターで行われた同和教育研究大会は、297名の参加がありました。今年の研究大会では、初めて中学生版『あけぼの 人間に光あれ』を全員に配布し、内容を見てもらいました。参加者から貴重な感想をたくさんいただくことができました。 特別報…

9月30日 長野県同和教育研究大会 講演会を特別報告に変更します

当初は講演会を企画していましたが、同和教育推進協議会の中島元会長、永池会長、網干「あけぼの」改訂委員長から、特別報告を行うことにしました。具体的な内容は次の通りです。◎特別報告の演題は「部落問題と向き合い、人権・同和教育をどう進めていくか~…

9月15日(日)子どもの姿を語ろう会に参加

トラブルが起きると関係を切っていくことを自分の生き方にしつつある生徒のAさんは、問題を起こす他の生徒ばかり目が行っていると、大きな課題を抱えているようには見えない。しかし、担任の先生はとても気になる。Aさんはこの先生に出会えてよかったと思…

映画「イーちゃんの白い杖」と「あん」が長野市内で上映されます

生まれつき目が見えないお姉さんと重度の障がいのある弟さん、二人を支える家族の姿を記録したドキュメンタリー映画「イーちゃんの白い杖」が14日から長野ロキシーで上映されます。10時20分から。9月27日まで。 樹木希林さんが出演した「あん」は、どら焼き…