12月13日信濃毎日新聞建設標に「愚弄発言やめてもらいたい」の投稿が載りました

 島田さんの投稿を読んで、自分が学級担任であったら、今回の事件を「道徳」の教材とし、人としてずるい行いとは何か、障がい者は差別されても仕方ないという社会の空気について、実は仕方がないという気持ちが自分の中にもあることについて話していただろうと思いました。

 文部科学省の「いじめの防止等のための基本的な方針」には、子どものいじめの背景として次の文章が載っています。

「大人社会のパワーハラスメントセクシュアルハラスメントなどといった社 会問題も,いじめと同じ地平で起こる。いじめの問題への対応力は,我が国の 教育力と国民の成熟度の指標であり,子供が接するメディアやインターネット を含め,他人の弱みを笑いものにしたり,暴力を肯定していると受け取られるような行為を許容したり,異質な他者を差別したりといった大人の振る舞いが, 子供に影響を与えるという指摘もある。」