2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

次の企画は、9月30日長野県同和教育研究大会

7月27日に信州夏期人間大学を終え、次に9月30日に予定している第43回長野県同和教育研究大会の準備を始めています。内容は下記のようになりますが、もう一つ盛り込めないか検討中です。 ・場所:長野県総合教育センター ・日時:9月30日(月)13:00~16:40…

7月27日夏季信州人間大学開催 57名参加

夏季信州人間大学は事務局員も含めて57名参加の研修会となりました。参加の皆さんからの感想を少し紹介します。(濃密な内容と時間の中で、よく感想を書いてくださったと思います。)〇野田さん(森上小)の実践発表「学校全体で部落差別問題と向き合う取…

ハンセン病問題についての教育・啓発

本日24日午前、ハンセン病元患者家族訴訟の原告団と首相が面会しました。首相談話には、「患者・元患者やその家族が置かれていた境遇を踏まえた人権啓発、人権教育などの普及啓発活動の強化に取り組みます。」とあります。原告団長の林力さんからも「社会の…

7月27日(土)夏季信州人間大学

夏季信州人間大学の日程は次のとおり。40名~50名の参加になりそうです。 〇日時 2019年7月27日(土)10:00~15:30〇場所 長野市中央隣保館(〒380-0928長野市若里1-19-5)〇参加資料代 1人500円( 当日受付にて)〇内 容(1)午前の部 ア 開会行事 (10:00…

7月18日に長野朝鮮初中級学校を訪問

同推協(長野県同和教育推進協議会)では、現在、2020年4月の刊行に向けて、『あけぼの 人間に光あれ』(生徒・社会人向け)の改訂作業を進めています。 昨日は、朝鮮初中級学校の生徒さんの作文を是非『あけぼの』に載せたいというお願いに伺いました。…

「典型的なヘイトスピーチ」(法務省作成)から

法務省は、ヘイトスピーチの典型を地方自治体に提供していますが、地域社会から排除することを扇動する言動として、「〇〇人はこの町から出ていけ」「〇〇人は祖国へ帰れ」等も示されています。これは、トランプ大統領の発言だけではなくて、子どもたちの日…

「主戦場」を観て 

文芸春秋6月号「特別寄稿 猫を棄てる」で、村上春樹さんが「どのように不快な、目を背けたくなるようなことであれ、人はそれを自らの一部として引き受けなくてはならない。もし、そうでなければ、歴史というものの意味がどこにあるのだろう?」と書いていま…

7月13日 全国人権教育研究協議会 (大阪市立中央区民センター)

進路保障担当者会に参加しました。就職採用選考時における問題事例について情報交換をしました。 それぞれの都府県の資料には、問題事例がたくさん報告されていました。(・本籍・家族・購読新聞・愛読書・尊敬する人・色覚等) 高校生自身が差別的な質問と…

長野県の県立高校入試 願書の性別記入廃止のニュース

7月12日の朝刊に、性的少数者への配慮で、2020年度県立高校入学者選抜から、願書にあった性別の記入欄を廃止すると決めたそうです。 生徒の人権を考えるなら教員の人権はということで、長野県の教員採用試験の申込用紙を見ると、(男・女)のどちらかに…

『被差別部落の伝承と生活』読み合わせ会

7月10日18:30から千曲市の人権ふれあいセンターで『被差別部落の伝承と生活~信州の部落・古老聞き書き~』(柴田道子著 ちくま文庫)の読み合わせ会があり、若い先生から年配者まで15人程の有志が集まりました。戌の満水(寛保の洪水1742年)での被害…

充実していた北信地区人権教育研修会

7月9日、飯綱町民会館で、県教育委員会北信教育事務所主催の北信地区人権教育研修会がありました。午前中は、「みんな違ってみんないい~性の多様性を考える~」という演題で、当事者の方と支援活動をされている方の講演。「言葉を知るのは大事だけれど人を…

ジェンダー意識取り込んだ実写版「アラジン」

7月5日の朝日新聞に『実写版「アラジン」ヒットの理由』という記事があり、6日に観に行きました。 今回のジャスミンは、主体的に行動する女性。最後は民衆のために国王になります。ジャスミンは、自分の言葉で、衛兵に悪の国王ジャファーの指示に従わないよ…

東日本研究集会2日目 第2分科会「同和教育の実践と課題」

7月5日、第51回東日本研究集会2日目 第2分科会「同和教育の実践と課題」 第2分科会場入口で、『あけぼの』(長野県同推協発行)の販売を行いました。「子どもが小学生になったので」と小学校低学年向けを手にするお父さんや、「この教材使ってみたがとても…

第51回東日本研究集会に参加

7月4日から5日まで群馬県みなかみ町で開催の部落解放第51回東日本研究集会に参加しました。「ヘイトスピーチ解消法施行3年~現状と課題」と題して弁護士の師岡康子さんの講演がありました。ヘイトスピーチが社会に知られるずっと以前から危機感をもって活動…

7月13日(土)長野ロキシーで「主戦場」上映開始

朝日新聞(7月3日)に、映画「主戦場」について池澤夏樹さんの文章がありました。「当面の課題は日本の若い人たちの無知と無関心」「2006年の教育基本法改正以来、教科書はこの件を扱うことを避けるようになった。」という言葉が目を引きました。長野では13…

6月28日 ハンセン病家族訴訟判決

判決に関わる新聞記事を読んでいて、心に残ったのが、原告団長の林力さんが、教師として被差別部落の子どもたちと交流を始めて「差別にあらがう人たちの突き抜けるような不思議な明るさを見て、父の存在を隠し続ける自分を恥じた」という言葉です。(朝日新…

6月30日、斎藤洋一さんの講演会「部落差別は今どうなっているか」~「解放令」から150年の歴史をふり返りながら~

長野県人権啓発センター(県民文化部人権・男女共同参画課)企画の斎藤洋一さんの講演会がありました。参加者約120人。(7月1日信濃毎日新聞に記事があります。) 島崎藤村の被差別部落の人たちにむける眼差しだけでなく、『破戒』を批判した高野辰之の「…

6月29日、信濃教育会教育研究所研究発表会と五十嵐美智恵さんの講演会に参加

会場は須坂市立日野小学校でした。教育研究所の佐伯所長が、研究紀要の中で『子どもが暴力を振るったり、ものを壊したりするのは、「自分の存在を認めてほしい」という「自己存在性の訴え」であったり「自分だって、外界に“変化”をもたらせる」という「自己…