寅さんと東京・南葛飾高等学校

 11月19日朝日新聞「寅さんをさがして」には、第26作「寅次郎かもめ歌」(マドンナは伊藤蘭)の撮影が都立南葛飾高校定時制で行われたことが紹介されていました。先生役の松村達夫さんが「便所掃除」の詩を朗読する場面が有名な映画です。

 東京都同和教育研究協議会事務局長で、現在の南葛飾高で教壇にたつ桐畑さんの写真と言葉も紹介されていました。「生徒が社会的差別によって誇りを奪われないよう、自分を大切に生きていけるように。」 8年かけて卒業した生徒の「学校があったから問題と向き合えた」という答辞の言葉に「こんな素晴らしい生徒に出会えたことが私の宝です。」

 人権・同和教育に関わると、素晴らしい生き方をしている人にたくさん出会えます。