2020-01-01から1年間の記事一覧

長野県の「性の多様性を尊重するための職員ガイドライン」が素晴らしい

先日、県の人権・男女共同参画課の方から、「WE ARE “ALLY" 性の多様性を尊重するための職員ガイドライン」の資料をいただき、当事者の声をききながらつくられていて素晴らしいと思いました。そして、県教育委員会の教員採用選考申込書のことを思い出しまし…

6月9日 上山田ホテルを訪ねました

「追いかけた77の記憶 信州全市町村 戦争体験聞き取りの旅」(清水まなぶ著 信濃毎日新聞社発行)にある「障がいのある子ら守った温泉の町」の文章を『あけぼの』に掲載する作業をしていますが、清水まなぶさんが取材された上山田温泉の大女将若林さんを訪…

『あけぼの 人間に光あれ』の改訂作業 こんなことをしています

メールや電話を使って資料の掲載依頼をお願いしながら、同時に、現在『あけぼの』に掲載されている内容を見直しています。 例えば、ハンセン病問題については、体の一部が変形したりする後遺症が残ったので、恐ろしい病気として隔離施設に送られたと受け取ら…

「格差というより言葉を使う代わりに教育不平等という言葉を使っています。」

6月4日の朝日新聞に刈谷剛彦さんへのインタビューが掲載されていました。「格差が出るのは悪いこととは思っていない」という政治家の発言もあるように格差は「単なる差異」とされがち、「不平等は不正義」という考え方にとても納得しました。「家庭の状況や…

6月6日 臨時子どもの姿を語ろう会

「不登校は確実に増える。」「学校の中だけの姿では、子どもをとらえられない時代になった。今日も机にあの子がいないと言われた時代に戻る。」「差別をしないではなく、できない体にしていきたい。」「PTA会費や給食費を下げるのが、これからの学校の使命で…

「これでは『気づきすぎのまち』になってしまう」

6月5日に「あけぼの」改訂委員会を久しぶりに開催しました。イラストレーターの段さんにも出席していただきました。半年前、中学生版「あけぼの」のはじめのページに掲載したいと、「一見平和なまちの生活の中に様々な人権課題がみえてくる」という『気づき…

ワンラブ・プロジェクトへの支援が必要です

5月30日(土)のルダシングワ真美のライブ配信の話の中で、一番びっくりしたのはワンラブランドが、政府の強制撤去(洪水被害を防ぐためということはあったようですが)によりなくなってしまったことです。2020年2月1日、義肢製作所、職業訓練校、レスト…

ルダシングワ真美さん「希望の義足~ルワンダの復興とパラリンピックへの道」

ルダシングワ真美さんが、「希望の義足~ルワンダの復興とパラリンピックへの道」という内容で5月30日(土)午後7時からライブで配信していました。椎名誠さんもゲスト参加。ユーチューブ公益財団法人東京都人権啓発センター公式チャンネルで6月2日(…

『あけぼの 人間に光あれ』(中学生版)の改訂作業

『あけぼの 人間に光あれ』の改訂委員会がしばらく開けないので、メールや電話を使って、資料掲載について、あちらこちらにお願いしていました。 『江戸商売図絵』(中公文庫)にある「春駒」「万歳」「猿廻し」の絵がわかりやすいので、著者の三谷さんのご…

「弱気を助ける 今こそ教育の力」

朝日新聞4月23日に掲載された渡辺えりさんの文章は、学校の先生たちを勇気づける内容です。「差別や偏見のない自然で正常な物の見方を定着させる力は教育であろう。教師という職業が最も大事な仕事であることをコロナウイルスにおびえる今だからこそ改め…

子どもたちに語るための準備を

文部科学省の「いじめの防止等のための基本的な方針」には、子どものいじめの背景として次の文章が載っています。 「大人社会のパワーハラスメントやセクシュアルハラスメントなどといった社会問題も,いじめと同じ地平で起こる。いじめの問題への対応力は,…

新型コロナウィルスをめぐる状況に対応しつつ‥

長野市中央隣保館が本日4月15日~5月6日まで閉館となりました。同推協の常任委員会や委員会を計画していましたが、書面表決の方法を検討しています。 学校現場の先生たちからは、学校へ休み中の宿題をとりにきた保護者が担任とたくさん話したがっている…

2020年度の長野県同和教育推進協議会(県同推協)の事務局の勤務体制

2020年度の長野県同和教育推進協議会(県同推協)の事務局は、基本的に土・日と祝日を除き、月~金は9時30分~16時30分まで開いていますが、通常は一人体制です。出張等で不在の時もありますので、メールやファックスもご利用ください。事務局長は今…

2020年度に限りDVD1本3,000円を2,000円で販売します

長野県同和教育推進協議会(同推協)では、2020年度に限り、DVD1本3,000円を2,000円で販売します。同推協事務所の年度末移転にともなう在庫整理のためです。DVD5本セット購入の場合は8,000円とします。2020年度限りです。(送料別途)①DVD「赤の他…

全人教全国大会に向けて実践検討会(3月28日)

コロナウィルス対応で、窓を開けての会合となりましたが、熱い思いを聞き合いました。解放子ども会の子どもたちの思いにどう応え、考え、行動していくか、自らに問う貴重な時間となりました。子ども会委員を支える家族、地域の豊かさを語って伝えていくこと…

「「恐れ」に煽られぬために」(ブレイディみかこさん「欧州季評」朝日新聞3月12日)を読んで

英国の公立中学校に通っている息子さんが「『学校にコロナウィルスを広めるな」って言われた」という話から始まります。息子さんの後の話がまた素晴らしい。 最後の「人々は日常の中でむき出しの差別や偏見にぶつかり、自分の中にもそれがあることに気づき、…

リバティおおさか(大阪人権博物館)6月1日から休館です

感謝の気持ちを込めて5月20日~28日まで入館料無料だそうです。 部落差別解消推進法をはじめ、障害者差別解消推進法、ヘイトスピーチ解消推進法、アイヌ施策推進法などが施行されたように、差別と人権に関する課題はますます重要となる状況の中で、今まで以…

ハンセン病市民学会全国交流集会in長野は10月3日4日に延期

今年5月16日、17日に開催予定だった「第16回ハンセン病市民学会全国交流集会in長野」ですが、開催地実行委員会・運営委員会で検討し、10月3日、4日に延期する決定をしました。

虐待への対応について

子どもの人権にかかわることなのに、学校からの発信がほとんどないものに、虐待への対応があります。三本柳小学校のHPには、学校いじめ防止基本方針とともに、虐待対応マニュアルのページがあります。文部科学省研修教材「児童虐待防止と学校」を基に作成…

「『上意下達に違和感』教育長が一石」の記事(3月3日朝日新聞)

学校への休校要請のニュースに気持ちを動揺させながら、ここ数日 『あけぼの』改訂に向けて、ハンセン病問題、満蒙開拓、道徳の教材等に関わる作業を進めていました。「何か変だ、とても重なる。」と感じていたら、池田町の竹内教育長の「上意下達に従った方…

信濃教育会を訪問(2月27日)

県同推協永池会長と事務局長の私清水が信濃教育会の後藤会長を訪ねました。ハンセン病市民学会全国交流集会in長野、上越市を中心に開催される第72回全国人権・同和教育研究大会、『あけぼの』への教材掲載等について説明やお願いしたあと、学校への休校要請…

ハンセン病市民学会全国交流集会in長野の延期の可能性

今年5月16日、17日に開催予定のハンセン病市民学会全国交流集会ですが、延期を検討しています。来週初めに現地実行委員会で決定します。

2月27日長野県立歴史館の福島学芸部長を訪問

信濃毎日新聞9月18日に「しなの歴史発見」に長野県立歴史館学芸部長の福島さんの文章が掲載されていました。「長野県の満州移民」について学ぶこと、足元の信州の歴史を学ぶことで「戦争がなく人権が尊重される、よりよき未来を語れる主権者となってほしい。…

2月28日開催予定の長野県同和教育推進協議会委員会中止

2月28日に予定していました同推協第2回委員会ですが、新型コロナウィルスの関係で各団体の中心になって対応されている委員の方が多いことを考慮して中止とし、 26日のうちに構成団体の委員の皆さんへ連絡しました。

信州教育と道徳教育

信濃教育会報第1057号(1月15日発行)にも、後藤会長の挨拶が掲載されていました。道徳教育への会長の教師としての強い思いが語られています。長野県の先生は必読です。「現場の先生たちが主体的に考え、自分たちが信じるところ、求めてやまないとこ…

信濃教育会から「満蒙開拓平和記念館」への寄付

信濃会報第1054号(10月15日発行)に、後藤正幸会長の挨拶が掲載されていました。「満蒙開拓平和記念館セミナー棟」の増築に対して寄付金を届けたことをお話されています。「前回の満蒙開拓平和記念館の建設、今回のセミナー棟の建設に寄付したこと…

2月19日(水)小諸市立美南ガ丘小学校で講演「子どもと向き合う教職員の人権感覚、そしてハンセン病問題について」

年度末の過密な日程の中、貴重な時間をいただきました。ハンセン病問題について、私清水の狭量な人間性では語れないことが多いのですが、先生方が私の話以上に受け止め考えてくださったことに感謝。

2月1日(土)「ハンセン病に関するシンポジウム」(名古屋市東建ホール)に参加

黄光男(ファン・グァンナム)さんの講演、徳田靖之さん、斉藤貞三郎さん、藪本雅子さんの基調報告がありました。「当事者や家族の被害をつくり出してきたのは、社会の側の市民一人一人であることをあきらかにする」取組が改めて大事だと思いました。

1月22日(水)長野市立城山小学校の職員研修会講師をつとめました 

児童生徒に関わる教職員の不祥事について話しました。「クールセクハラ、わいせつ行為、盗撮、体罰・暴言、いじめへの不適切な対応等、言葉を換えれば、人権侵害と言われるものばかりです。不祥事を起こすなよーと校長先生が注意喚起するのも大事ですが、本…

 1月22日(水)長野・上水内校長会を訪問 「第72回全国人権・同和教育研究大会(新潟大会) への参加のお願いをしました

「三重大会には全国から1万1千人以上の参加がありました。なぜ多くの人が参加するのか。どの学校でも難しさを感じている課題について正面から向き合い、具体的な実践が報告される研究大会だからです。三重大会では108本のレポートが報告されましたが、部落問…