「格差というより言葉を使う代わりに教育不平等という言葉を使っています。」

 6月4日の朝日新聞刈谷剛彦さんへのインタビューが掲載されていました。「格差が出るのは悪いこととは思っていない」という政治家の発言もあるように格差は「単なる差異」とされがち、「不平等は不正義」という考え方にとても納得しました。「家庭の状況やジェンダーといった、自分では選べないものによってその人の人生のチャンスが制約されてしまうのは、不平等でしょう。」

 教育的に不利な環境の下で頑張っている子どもたちのことを想い、「格差」は子どもにとっては「不公平」「不平等」と捉え直すと、取組の中身も変わっていく気がします。