6月9日 上山田ホテルを訪ねました

 「追いかけた77の記憶 信州全市町村 戦争体験聞き取りの旅」(清水まなぶ著 信濃毎日新聞社発行)にある「障がいのある子ら守った温泉の町」の文章を『あけぼの』に掲載する作業をしていますが、清水まなぶさんが取材された上山田温泉の大女将若林さんを訪ねました。上山田ホテルの昔の様子を次から次へとお話してくださいました。素敵なお人柄の方でした。写真掲載の了解も頂きました。

 このホテルが、戦争中、日本で初めての肢体不自由児のための公立学校であった東京の光明国民学校疎開を受け入れたことは、雑誌「信濃教育」第1567号巻頭言に信濃教育会後藤会長が書かれていて、気になっていたものの教材にできずにいたところ、清水まなぶさんの本と出会い、ここまでたどり着きました。