1月16日(木)「ハンセン病に係る偏見差別の解消に向けた協議(第2回)」を傍聴

 会場は厚生労働省厚労省法務省文科省、元患者の方々、家族訴訟弁護団出席の協議を傍聴しました。ハンセン病療養所入所者のホテル宿泊拒否事件について協議がありました。

 徳田弁護士からは「50年前の黒髪小学校事件と比較し、偏見差別がどう変化し、変わっていないのか、二つの事件を比較することで答えが出てくる。」「あなたたちは被害を受けよく頑張った。しかし、こういう行動をとっていたらみんな支持しないよという、こういう形で潜んでいる差別意識と向かい合わない限り偏見・差別はなくならない。」という話をされていました。元患者がじっと耐えているときは涙を流して同情するが、ひとたび、人としての権利を主張したとたん、潜んでいた差別意識をむき出してくるという、その差別意識にどう臨むかというこれからの方向を示して下さったと思いました。