部落差別の解消の推進に関する法律の施行

4月が終わる。中旬の土曜日、仲間と石川県へ行った。石川県で部落差別と闘っている方と出会うことができた。一緒に考え闘いたいとする長野県の仲間の行動力に驚く。そして、その方のまわりで起きている部落差別の状況をお聞きする中で、その方の差別と闘おうとする意志の強さに感動を覚えた。翌週の土曜日には、その方が長野に来られた。昨年12月「部落差別の解消の推進に関する法律」が施行された。どれだけの人が知っているだろうか。その中で「部落差別は存在する」「部落差別は許されないもの」「国及び地方公共団体の責務」「相談体制の充実」「教育、啓発を行うこと」「実態調査を行うこと」が明記されている。長野県内でも、今現在、部落差別(新聞報道)が進行中である。差別の解消のためには、当事者とかかわり、かかわり続けながら、自分自身の中にある差別心としっかり向き合い、向き合わせ、差別の解消のためのの具体的な姿として行動を起こしていかなければならない。それがなかったら、推進にならない。(雑感)