「救いがあったら、大人は安心してしまう」

 「子どもたちをよろしく」の映画の救いのなさがずっと心にひっかかっていましたが、この映画のプロデューサーの寺脇さんの言葉に出会いました。「(作品に)救いがあったら、大人たちは安心してしまうでしょ。『誰かがやってくれる、スーパーマンのような先生が解決してくれる』と。」