生きた証:丸山多嘉男さんと語るつどい

7月28日(土)午後、本願寺長野別院にて、今年3月9日逝去された丸山さんを偲び、丸山さんの思いをつなげていく集会が開催されました。栗生楽泉園の方や、ふるさとの人々、ききとり調査に関わった方などが語ってくれました。最後にハンセン病市民学会代表の訓覇浩(くるべこう)さんが講演されました。訓覇さんは、隔離政策の誤り、ふるさとや家族・友人を奪っただけでなく、その人の名前を奪い、過去の自分とまで断絶させたことについて検証をもとに話されました。「まだ、みんなに本当のことを言いきってねえんだ」との丸山さんの願いを引き継ぎ、思いをつなげていけねばならないと思いました。