大江磯吉から何を学ぶのか

第31回夏季信州人間大学は21日(土)、長野市中央隣保館で開催されました。午前は、湯澤正農夫さんの講演『大江磯吉から何を学ぶのか』 難しくて微妙な問題を非常に分かりやすく講演していただき、一同感銘を受けました。大江磯吉と言えば、差別に耐え偉業を成した人物という捉え方が多いが、地域性歴史性の中で、人との出会いによって変化する人間を基軸におき、最終的には磯吉を学ぶことが同和問題を学び調査しようという意欲をつくることに結びつく大切さが理解できました。こんな奥の深い貴重な講演や実践発表(午後)を聞いた人が20人というのは少し残念な気がしました。