第35回長野県同和教育研究大会 感想から①

講演(信州農村開発史研究所長 斎藤洋一さん)をお聞きして

○斎藤先生のお話は明解です。基本的なことをゆっくり正しくとらえることの大切さを、ていねいな研究と史料で示してくださいました。良心を感じる。学習者にすっと入りやすいものでした。(50代)
○講演をお聞きして、自分の被差別部落の認識について恥ずかしくなりました。本当に知らないことが多くあり、初めて学ぶことがほとんどで、大変勉強になりました。(20代)
○部落差別について熱く語っていただいた。斎藤先生の研究内容も勉強になりましたが、差別をなくすために研究しているという実践者である、という気持ちが伝わりました。研究も進んでいることが分かり、地道に取組んでおられる姿に頭が下がりました。「教育の出番です」のお言葉、大事に考えたいです。(50代)
同和教育を人権教育と呼び教えるようになって、私自身、どう教えていったらよいか悩んでいました。今日お話しを聞き、やはり同和問題からスタートすべきかと考えるようになりました。根本のところを押さえておくべきかと思います。(30代)
○本講演は大変刺激的でした。私は自分なりに考え検証していくモチベーションが高まりました。また、研究が単なる知識の積み重ねで終わってしまっては、社会的意味をなくしてしまいます。その点、講師は研究を実践に生かしていこうとする姿勢と意欲が強く感じられました。貴重な講演でした。(60代)