376名が参加! 長野県同和教育研究大会

9月27日(火)第35回長野県同和教育研究大会が、塩尻市にある
県総合教育センターにて開催されました。
天候にも恵まれ、北アルプスが一望できるセンターに続々と参集する
参加者の皆さんたち。開会の午後1時10分には、用意した380席がほぼ埋め尽くされました。
開会行事に続き、DVD『誇りうる部落の歴史』を視聴した後、斎藤洋一さんによる「被差別部落の生業(せいぎょう)と社会的役割」という講演がありました。
休憩の後、副読本『あけぼの』活用について、あけぼの検討委員会の委員長より報告がありました。
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参加者の感想より
○近世部落の人々が従事した仕事が、生や死、病、神、自然の脅威に関わるものであることを、資料(史料)をもとに分かりやすく聞くことができました。「清める」仕事が、「けがれた」人びとと結びつき、長い間の偏見が、私たちの心にしみついている。多くの方に知ってほしい内容でした。
○大変有意義な大会でした。人間にとって、もっとも大切な、もっとも基本的な課題に、真正面からしっかり取組んでいきたいと思いました。継続していくことが大事かと思います。