『あけぼの 人間に光あれ』改訂作業で~自らが問われたこと~

『あけぼの 人間に光あれ』の原稿がほぼ出来上がり、校正作業をしています。ルワンダ義肢装具士として活動されているルダシングワ真美さんのことを書いた教材があります。完成と思って真美さんに原稿を送ったところ、「内戦で…」という表現を「大虐殺で…」に変更できないかというメールを頂きました。ルワンダの人たちにとって「内戦」というと、自分たちが自ら起こしたことのように受け止められてしまう。あの大虐殺は植民地にされなければ起こっていなかったことだから。相手の立場に立ったつもりでわかったつもりで文章をつくっていたんだとわかりました。