長野県同和教育研究大会感想①

9月28日に開催した第36回長野県同和教育研究大会から、もう1週間が過ぎました。開催前の準備は大変でしたが、開催後も大変なんですね。礼状を作成して郵送し、会計を処理して(未収もあり)、アンケートを読み始め、とにかくこの1週間はくたびれました!
参加者から寄せられたアンケートを少しずつ紹介します。ほんの一部です。
◎樋口和雄さん講演「江戸時代の女性たちの生き方」
縁切寺、三行半、貞子の話…と大変興味深い内容でした。樋口先生がご自分の研究成果をわかりやすく説明していただき、レジュメもわかりやすく、密度の濃い講演でした。
②樋口先生の熱弁に圧倒されました。先生の研究の奥深さに感銘しました。女性が弱い立場にあったということは理解していたが、違った女性史を学ばせてもらった。人権と女性という点では三行半の話が一番心に残った。ありがとうございました。
③女性史も色々な方向から見ていくとたくさんのことがわかっていくのだなと思いました。その時代時代をたくましく生きている女性、すばらしいです。また、そのことを丹念に調べて紹介くださったこと、とてもよかったです。
④古文書にみられるたくましい女性の姿は、女性に対する問題解決のヒントにもなると思いました。生き抜く姿というか、たくましいという言葉に重みを感じました。
⑤樋口さんが教職と並行してこのような研究調査をしていたことを知りました。自分の目で、足で、女性達に光を当てるすばらしい研究です。
⑥フィクションではない、ノンフィクションです。迫力がありました。すごみさえ感じました。ご自分の足で事実をあぶり出された、すごいお話でした。女性のたくましく生き抜く姿や、その背景を、事実に沿って教えていただき、大変勉強になりました。ありがとうございます。
⑦樋口先生の研究の深さには感心しました。一つのことに興味を持ち追究していくことは、新しい事実にぶつかり、世界が広がっていくことを楽しませていただきました。ところで人権のテーマとどのようにつなげたらよいのか、自分の中で考えてみたいと思います。